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6月27日(日) サクラマスを釣りに26日は、月食だった。 よい天気になりそうな、空だったので、早めに寝て、翌朝釣りにでかけた。 サクラマスを1,2匹調達しようと、道東の海岸に行った。 5時ごろに釣り場ついただろうか、偶然shinyaさんにお会いした。 海は穏やかで、魚の反応もあったので、朝方は期待をした。 小さいアメマスが何匹か釣れ、まわりでは、サクラマスがあがったのを見た。 今度は自分の番かなあなどと思っていると、いい当たりがあり、直後に針が外れた。サクラじゃないかと思う。しかし、その後パタリとアタリがとまり、小さいアメマスも釣れなくなってしまった。 小さな流れ込みに着いたころ、Hiroshiさんがやってきた。 まだ、4,5投しかしていないんですよと言って近くで釣りを始めたのだが、早速いい感じでロッドが曲がっている。 あがったのは、50cmを超えたくらいのサクラマスだった。 「まあきちさん、欲しいなら、どうぞ」 とおっしゃるので、遠慮なくもらった。 自分で釣ればいいのだが、まあ、何匹あっても困る魚じゃないしね。 それから、少しして、またもやHiroshiさんがサクラマスを追加した。 「まあきちさん、いらないのなら、リリースするけど」 とおっしゃるので、 「いやいや、いります」 と、節操無くもらった。 まあ、何匹あっても困る魚じゃないしね。 それからすぐ、shinyaさんもHiroshiさんも釣り場を後にした。 私も、朝だけちょっとやろうと思っていただけだし、魚もあるので、帰ろうかなあと思った矢先に、波打ち際まで巻いてきたミノーにサクラマスが掛った。 「ああ、こんなところで掛るとバラすんだよなあ」 と思ったら、やっぱりばれた。 帰ろうかなあと思ったら、魚が跳ねたり、アタリがあるものだから、結局昼ごろまで粘ってしまった。 けれど、帰宅を決意したのは、こいつのお陰。 「もう、かえりなさい、ぐーぃ」と鳴いた。 車止めの前で餌釣りのおじさんに、2匹は立派だと褒められた。特に返事はせず、曖昧な笑顔で答えておいた。いいんだよ、それで。目的は達成したんだから。 Hiroshiさんに頂いたサクラマスは、焼き物、ルイベ、汁物、フリカケという定番料理になって、我が家の人々の胃袋におさまった。今回の1番は、中骨の周りの身で作ったフリカケだった。 そのフリカケご飯に、あら汁の汁をかけたお茶(?)漬けは、文句なしの美味さだ。 Hiroshiさん、どうもありがとうございました。娘も妻も大変喜んでおりました。もちろんボクです。 また、ください。釣れないんで・・・。えーん。 6月7日(月) まつさんと釣りひさーしぶりに、まつさんと釣りに行った。7時に待ち合わせだったが、早く起きたので、ちょっと遠回りして、鳥やらリスやらを見てまわってから、まつさんの家に行った。 なんか、へんな恰好だ。 予定の湖は、濁りが強く釣りにならなかった。 かろうじて、流れ込みの小川でニジマスとイワナを釣っただけだ。ニジマスは小さかったけれど、綺麗な魚だった。 今日はカメラバッグを忘れたので携帯写真だ。 昼飯を食べてから、以前よく通った川に新調したウェーダーの履き心地を試しに行った。 初めて履くタイプのウェーダーだが、まあ合格かな。ピッタリとしたストッキングウェーダーというものだ。 ジャージを履いた上からは履けないので、裸足にパンツいっちょで履いたが、ウェーダーの中に何か履くものなのかそうでないのかがわからない。 余り長い時間じゃなかったから良いけれど、長時間なら靴ずれは必至だよな。 4匹のニジと1匹のオショロコマを釣って、5時ごろ釣りを止めた。 水の色が良かったので、大物も少しだけ期待したけれど、30cmをちょっと超える魚が最大だった。 でも、元気いっぱいで良く引く魚だったから、まあ、満足だ。 オショロコマは綺麗だなあ。 とにかく天気が良かったし、しばらくぶりのまつさんとの釣りだったので楽しい一日でした。 5月23日(日) 幸せの青い鳥前回のイトウツアーから、寝ても覚めてもイトウさんのことを考えている。けれど、道北は遠く、7月後半までは、私は娘の運動会やら、娘の学校の環境整備作業やら、何やらで、泊りがけで釣りをしに行くことは不可能なことがほぼ確定的だ。 だから、ちょっと青い鳥でも探して、運気をあげておこうと、鳥見にくりだした。 ゆっくり起きて朝飯を食い、まずは十勝川のカワセミポイントに向かった。 早朝から出たかったが、朝4時には雨が降っていたので、遅い出発になってしまった。 空は重い雲に覆われ、川は濁って増水していた。 それでも、1羽のカワセミが運よく羽を休めていた。 チャンスと車のトランクから撮影機材を出している時に、カワセミはどこかへ飛んで行ってしまい、その後1時間ほどその場所で粘ってみたが、残念ながらそれっきりだった。 その後は、いつも夏鳥を見に行く山へ行ってみた。 サクラの名所だが、先週あたりが見ごろだったのだろう、山の下の方のサクラはほぼ終わっていた。サクラにとまる鳥を撮りたい気持ちもないわけではないが、満開だったとしたら、こんな時間には花見の人でにぎわい撮影どころではないはずなので、まあ、良い。 キビタキやイカルなどのいつものメンバーが相手をしてくれたが、肝心の青い奴には出会えずに、午後になった。 あきらめて、帰ろうとした時に、オオルリを見つけた。 さて、幸せはいつ訪れるかな。 5月15、16日(土日) 道北イトウツアー パート1今年はサイト開設10周年の年だ。そして、キンゾーさんと初めて釣りに行ったのも、10年前の秋だった。そんなわけで、キンゾーさんと今年は、ちょっと記念になるような良い釣りをしようと春先だったか去年の冬だったかに相談していた。 その、記念釣行第一弾は、道北イトウツアーだ。 キンゾーさんにはいつもながらではあるが、お世話になった。 行きも帰りも全て運転してもらった。 道中は殆ど釣りの話であったが、長い道のりもその会話で随分短く感じた。 水中からふいに浮上し、ルアーに襲いかかった魚が頭から離れない。 金曜日の夜に出発し、土曜日の朝に現地に着いた。 そのまま殆ど一睡もせずに、竿を出す。 川は多少の濁りがあったが、十分に釣りになる水の色であった。 朝一、ボイルなどの魚の気配は多少感じたが、アタリがあることはなく、その場所を後にし、少し色々な川を橋の上から見て回った。 眠気が強かったので、車の中でちょっとの時間仮眠をした後、川に出る。 自分の持っているルアーの中では最大のミノーを結び、川に投げた一投目にイトウが濁った流れから浮上して、大きな口を開けて襲いかかってきた。 アワせた手には、コツンという感触だけが伝わり結局ヒットには持ち込めず、この日は、そのバイトだけで終わってしまった。 70cmは超えているように見えたその魚は、フックにラインがからまり、正常に泳いでいないミノーにバイトしてきたので、「からまりメソッドだな」などと心の中で呟きつつ、時折、わざとにラインを絡ませて投げてみたりもしたが、その後はただ一回の追いもないまま、1日目の釣りは終了した。 大きいテントはキンゾーさん、後ろの赤いのが私の。 夜は、いつもの。 夜、テントの中でビールを飲んでいると、キンゾーさんのお知り合いの釣り弁さんから電話があった。 「明日、ご一緒しましょう。1本ずつくらいは固いでしょう」 との電話であった。 翌、日曜日。11時までに2カ所を案内してもらい、キンゾーさんと、釣り弁さんにそれぞれ、1尾ずつ50cm〜60cmのイトウが釣れた。 釣り弁さんは、殆どルアーを投げず「そこ、釣れますから投げてください」などと言いつつ、我々にポイントを譲ってくれた。渡渉ポイントのレクチャーをしてくれたり、常に何かと気を使ってくれているのもわかった。 とても大きな感謝を感じている。 私にも、一度あたりがあった。根がかりだと思って強くアワせなかったところ、引っかかったと思ったミノーがすーっと動き出し、あわてて合わせたが、ぐねっと白い腹を見せて反転したイトウに簡単にはずされ、バラシてしまった。悔しくはあったが、それより、その川でイトウに出会えたことがうれしかった。 今回道北に釣りに行ったのは、大きなイトウの引きを味わいたいという目的があったからだったのだが、その目的をコンマ5秒ほどであるが味わえたので、十分に目標達成の充実感はある(あるわけあるかっ!)。 しかし、今回の釣りで、私は自分でも予想していなかったスイッチを押されてしまったようだ。 大きい魚をバラシて、「あいつをとる!」というスイッチなら予想ができた。 たくさんの魚に出会い「おお、この釣りたのしー」というスイッチも予想ができる。 が、今回のスイッチは、全く想定外のスイッチだった。 釣り弁さんの釣りのスタイルや、川や、森や、イトウの様子などが、どれもこれも私の心に深く大きく突き刺さってしまった。 「こういう場所で釣りがしたかったのだ」 端的に言えば、そういうことなのだと思う。 釣りから帰ってきて、熱に浮かされるかのように、次の釣行を考えるというのは、いつぶりであろうか。 次の釣行のために、竿やリールやルアーやデジカメやその他もろもろの装備を買い揃えようなどという情熱を感じたのは、いつぶりであろうか。 意義深い釣りであった。 あの川へ、また近いうちに行こうと思う。 きた!と思った魚は、イトウではなかった。 釣り弁さんの釣りあげた、イトウ。さすが! 広大な行者ニンニクの群生。しかも、太い! この地の自然に、ずぶっと惹かれてしまった。 5月9日(日) 母の日娘たちが自分の小遣いで買った鉢だ。 妻が外出している間、子守りをした。買い物に行き、料理を作り、風呂をピカピカに洗った。 日ごろの感謝を込めてということになっているが、実はそうではない。 来週末に予定されている、とある計画を実現するためなのだ。 和牛を奮発した。 カニの料理。スマップスマップで鳩山さんの奥さんが作っていた。 昼飯のパスタは三種類作った。カルボナーラと、鯵のパスタ。あと一つは、混ぜるだけのたらこパスタ。 5月GW 海豹全体的にはいいGWであった。魚は釣れなかったが、家族と公園に行って義務は果たしたし、妻の実家の面々にも松坂牛ディナーをプレゼントしたし、Hiroshiさんとも呑んだし、10年ぶりの大切な知り合いたちとも呑んだ。 まつさん一家が最終日に訪れてくれ(昼前に訪れるところが、打算的ではあるが)、上物の行者ニンニクを山ほどくれた。 釣りには、3日と4日に行った。 3日は、地元河川の最河口だ。。 釣り人はおらず、魚もいなかった。 1日を通して、入れ替わり立ち替わり釣り人が来るが、誰のロッドもまがることはなかった。 対岸も同じような状況に見えた。 それでも、時折大きな魚が、バシャなどとやるものだから、それが掛ることを信じて、午後までやったが、結局魚は釣れなかった。 お尻ぐらいまでウェーディングしている時に、太ももに何か大きいものがドンッと当たってきた。 流木にしては、あたり方がなんとなく、柔らかい。というか、優しい。 「もしや」 と思うと、案の定、アザラシくんであった。この釣り場では、お馴染で、今日も朝からその辺をウロウロしていたのだ。 どうも人間を怖がらない奴で、少し距離を開けようとして移動すると泳いでついてくる。 立ち止まると、猫がよくやるように、足に頭を摺り寄せてくる。 あきらめて、放っておいたら、水の中であおむけになり、前足をコチラに付き出すので、握手してやった。 ゼニガタアザラシ。模様が銭の形だから、この名前。 夜、いつものBARで会った、Hiroshiさんは、(軽く)かじられたことがあると言ってたし、何年か前に女性が噛まれて怪我をするということもあった。余り近くに寄るのは良くないと、思ってはいるのだが、あわてて逃げたり、威嚇して追い返すのも、なんだからね。 あおむけになって、手(前足)を差し出した。 アザラシは「海豹」と書くけれど、近くで見るゼニガタアザラシは、まさに豹ガラだなあと思った。 次の日には、別の場所でイルカをに会ったし(この日も坊主)、海のほ乳類に好かれているけれど、魚には全く好かれていない。 4月25日(日) オオアカゲラとエゾアカガエル林道の奥に車を止め、山道を歩き、鳥の声に耳を傾ける。車を走らせていると、ノビタキなどの夏鳥があちらこちらにいたが、山には夏の鳥はまだやってきていないように思えた。仕方がないので、ヒガラやキクイタダキなどの写真を撮って遊んだ。 これは、ヒガラ。シジュウカラににているが、ネクタイがない。 山の斜面に行者ニンニクが見えたので、登って、ほんの少しだけ採った。 芽が出たばかりで、まだ早い。GWごろにはいいかもしれない。 まずは1本生でかじる。その後、20本ほど採ってきた。 車に戻り、ゆっくりと車を走らせると、アカゲラが見えたので、車を止めて窓からカメラを向けファインダーをのぞいたら、アカゲラだと思ったキツツキはオオアカゲラだった。 おっこの腹の模様は! この山では結構いつも見かけているが、写真に写したことはないので、ラッキーだった。遠くへ飛んで行ったりせずに、しばらくその辺の林で餌を探していたので、たくさんの写真を撮ることができた。 オオアカゲラとはこれまで出会いの相性が悪かったので、とてもうれしい。 その後は、カエルを眺めて過ごした。 沼の近くのその場所には、何百、何千のカエルが生息しているようだった。 もう10年以上前になると思うが、初めて春のエゾアカガエルの大合唱を聞いた時には、それがカエルの声だとは思えなかった。山奥の湿地帯で聞いたその声を私は無数のカモの声だと思い込んでいた。林の奥の、自分のところからは直接見えないのであろう沼に、たくさんのカモが羽を休めているのだろうと思っていたのである。 同じ種類だが、体色は随分と違う。 口を閉じ、ほっぺたを膨らませて鳴く。 カエルたちは人の気配を感じると、一斉に鳴くのを止めるが、5分ほどじーっとしていると遠くから再び鳴き出し、徐々にその声が近づいてくる。声が近づいてくると言っても、それはカエル自体が近づいてくるのではなく、私から遠いカエルがまず鳴き出し、だんだん近いところにいるカエルたちも安心して鳴き出すので、声が近づいてくるように聞こえるのだ。 それまでじーっと動かなかったカエルたちが、そこいらじゅうでピョコピョコと跳びはね、鳴き始める。こんなところにもいたのかと驚くほど近くで何匹も鳴き始め、気がつくと、カエルの声にすっかりと取り囲まれている。メスを見つけると近づいて背中に重なる。また別のオスがきてメスの奪い合いを始める。良く観察していると、鳴き声で結構正確に仲間の位置も確かめているようだし、鳴き方も用途(?)によって使い分けているようにも見える。 日が陰ってきたので、その場所を離れた。時計を見ると、1時間以上もその場所でカエルを観察していたことがわかり、びっくりした。 4月19日(月) 東へ1月10日のワカサギ以来の釣りだ。前日の仕事が終わり、その日の夜に出発を決めた。 まつさんと遊ぶことになっていたが、まつさんは仕事が早朝に入っていたので、遊ぶ約束はなかったことにして、一人で夜中から車を走らせた。まつさん、ごめん。 川のそばに着いたのはこんな時間だが、ここから釣り場まではまだ遠い 川は増水していて、川岸と川との区別も怪しい状況で、何度か命の危険を感じたが、それでも人のいない奥地へ入っていき、誰もいない中で釣りをすることができた。 大きいのでも51cmだったし、まあ、良いと思われるのは2尾だけで、あとは小さいアメマスがちょぼちょぼという釣果であったが、楽しい釣りであった。 こんなアメマスが何匹か釣れた。 携帯の万歩計は16000歩だった。そのうち半分はぐちょぐちょのぬかるみの中を歩いたものだ。それにプラスして、自転車を漕いだり、川を渡ったりしたので、帰った時にはくたくただった。 しかし、このヘタヘタ感がいいのだ。そして、気を失うように眠り、朝を迎えると、すーっと体中のストレスが抜けているのだ。 久しぶりに素晴らしい休日であった。 4月4日(日) モモンガ祭りどうも、春は遠いようで、アメマスに一度も行かず、鳥見にも行かないまま、4月になってしまった。今日は一日空いていたのだが、昨日娘の自転車を新調したことで、今日の日中一緒に乗りに行くことになってしまった。ちなみに昨日の自転車代は私持ちだし、昨日の帰りに家族で食った焼肉代も私持ちだ。それで、貴重な休日まで奪われるのだから、子どもなど作らねば良かった。 まあ、そういう「冗談」はおいておいて、早朝と夕方とダブルヘッダーでモモンガを見に行った。 朝は、いつもの場所、夜は昨年の場所だ。l どちらも愛想よく相手をしてくれて楽しかった。 通ううちにモモンガの生態、行動パターンも少しずつ分かってくるのもうれしい。 こういうのは、確実に撮影に生きる。 今日は、巣穴付近以外でも結構撮影することができた。 雪も殆どとけ、寒さをあまり感じない中撮影できるのは真冬と違う良い点だが、朝が早いのはちょと辛い。 春らしい写真になりました。 今日は全部で8頭のモモンガに会いました。 |